BUFFALO DVSM-PC58U2V-WH が、PC DEPOT で安かったので買ってきました。
(家に帰ってネットで検索したら、PC DEPOTでの買値よりネットの方が1000円ほど安かったですが。
)
早速開梱してみます。
コンパクトな本体で、中身もシンプルな構成です。
本体もなかなかいい感じです。
側面に、USBケーブルを固定装着できます。
裏面に、電源用のUSBケーブルが収納できます。
こういう細かいところは、やはり日本メーカーの真骨頂でしょう。
実は数年前に秋葉原で購入した
External Drive ET-W2B を使っていました。
先日、CD-Rの読み込みが悪かったので、今回の DVSM-PC58U2V-WH を買ったのでした。
ET-W2Bに限らず、一昔前の外付けDVD-Rドライブや、格安の外付けDVD-Rドライブはケーブルの差込口が垂直に直刺しの場合が多いですね。
そうすると、持ち運んだり片付けたりするときに、USBケーブルは常に抜いておく必要があり、実際に使用する時にUSBケーブルを差し込むと、コネクタ部分だけ出っ張って面積を使うので、意外と邪魔に感じます。
(ET-W2Bの差込部分)
それが、この DVSM-PC58U2V-WH の場合は、なかなか良い感じに進化しています。
本体へのUSBコネクタ部分を小さくするだけでなく、回りを覆うようにプラスチック部分が出っ張っているので、全体的にスマートで場所をとりません。
画面には、ACアダプタ用の差込口がありますが、こちらは通常使用されません。
裏面の写真で分かるように、本体から電源を取るUSBケーブルが付いているわけですから、普通は使わないのですが、どうしてもAC電源がほしいという人用に、
AC-DC5シリーズが販売されています。とはいえ、このAC電源端子を使う場合が想像できません。ひょっとしたらUSBポートが1つしかない古いノートパソコン用でしょうか?
※昔のWindows98のノートパソコンは、USB1.1の差込口が1つとかありましたね。それでは、付属のCD-ROMを入れてみます。
BUFFALO社製のインストールCDでは見慣れた画面が出てきます。
そのまま「簡単スタート」の大きなボタンを押します。
DVSM-PC58U2V-WH は「お求め安い バリューモデル!!」とうたっており、DVD編集ソフトはおろか、DVD再生ソフトも付属していません。
「その分のソフトウェア代をお安く提供する」のバリューモデルです。
実際ソフトウェア代金はほとんど価格に反映しなさそうですが、きっとサポートの手間が大変なんでしょうね。
最近のDVDが付いていないミニノートパソコンでも、DVD再生ソフトが付いていることも多いですし、そもそも、Windows7の場合は標準でDVD再生が可能ですので、ソフトなし、という選択肢も最近では当たり前ですね。
(WindowsXP時代には、DVDデコーダをOSが持っていなかったから大変でしたが。
)
次に「CyberLink Media Suite のインストール」ボタンのみですから、インストールを押します。
言語は日本語で問題ないので、そのまま「OK」を押します。
インストールの準備が進みます。
1分ほど待つと、この画面になります。次々進みましょう。
使用許諾書はチェックボックスではなく、了承する「はい」ボタンですね。
このインストールCDでは、シリアル番号が自動的に入るタイプです。
昔は、シリアル番号を入力するタイプが多くて、パッケージ内のシリアル番号の紛失が悩みどころでしたが、こういう自動シリアル番号入力タイプは楽ですね。
次々行きます。
さて、この「CyberLink Media Suite」でインストールされるのは、次の2つのソフトウェアになります。
・CyberLink InstantBurn
・CyberLink Power2Go
次に実際にインストールが始まります。
まずは、InstantBurn のインストール。
次に、Power2Goのインストール。
InstantBurn のインストールはすぐ終わりますが、Power2Goは数分かかります。
インストールが全て終了すると、再起動を促してきます。
これは、InstantBurn が、いわゆるパケットライト・リードソフトが入るからですね。
USBメモリーがワンコインで買える時代に、パケットライトを使っている人っているんでしょうか?
ここで、いいえを選択すると、セットアップの完了画面が出ます。
ここは素直に再起動しましょう。
次にセットアップされるソフトウェアのバージョンを見ていきましょう。
また、再起動後の最初に次の画面が出ます。
ユーザー登録はしなくても使い続けられますので「ユーザー登録しない」をクリックします。
Power2Goですが、バージョン7がインストールされました。
正確なバージョンは「CyberLink Power2Go DE 7.0.0.1319b」ですね。
パッケージの世代によってはバージョン番号は前後する可能性があります。
画面の右下に、CD/DVD 書き込み用のアイコンが現れます。
こちらのアイコンが邪魔な場合は、タスクトレイにある以下のアイコンを右クリックして、終了します。
この際に「システム起動時にプログラムを起動」のチェックを外すと、次回からも現れなくなります。
ちなみにこの書き込みアイコンは、Power2Goとは別のプログラムになっています。
それが「デスクトップ書き込みガジェット」です。
なにやら、ISOビューアーという気になるプログラムも見えますね。
実を言うと、今回は以下のエラーも同時に出ました。
これは、今回の「CyberLink Media Suite」をインストールする前に、古い「InstantBurn」が入っている場合や、別のパケットライトソフトが入っている場合に出る可能性があります。
一旦「InstantBurn」を削除して、再インストールしたところ、問題なくセットアップが終了しました。
なお、「InstantBurn」のようなOSの機能を拡張するプログラムの場合、バージョン確認が表示されない場合が多いです。
今回は、保存されているファイルの dll からバージョンを見てみましょう。
「InstantBurn」が保存されているフォルダの「IBurnEx.dll」のプロパティを見ると、ファイルバージョンは、5.0.0.7112 になっています。
同フォルダの、Readme.htm を見ても「CyberLink InstantBurn 5 Readme」と記載されているので、バージョンは5のようです。
ちなみに、その Readme.htm ファイル内の日付は「Last Updated: 11/11/2005」となっているので、かなり古いものですね。
ただし、今回は検証用にWindowsXPにセットアップしたので、Windows7にインストールした場合は、バージョンがあがったものが入る可能性もあります。
実は、同フォルダ内にある「ResEX.dll」ファイルのバージョンを見て驚いたことがあります。
「InstantBurn」のプログラムフォルダの中にあった「RexEx.dll」および「ResEx64.dll」のどちらのdll ファイルも
B.H.A 社の B's CLip のものだったのです。
これは、ライセンスを受けたりしているのかな?と思って調べてみたら、B.H.A 社って倒産してたんですね。
□「B's Recorder」のBHAが事業停止、自己破産申請へそういえばそんな記事も以前見た事があったような気がします。
ということは、この ResEx.dll に社名が残ってるのは、どういう経緯なんでしょうね?
昔は、Macでずいぶんお世話になった会社でしたから、なんだか寂しいです。
というわけで、BUFFALO DVSM-PC58U2V-WH のレビューいかがだったでしょうか?
実際の製品の使い心地ですが、至って普通です。
Lenovo X121e の起動ディスクに使えました。
なお、電源を入れたときのランプの明かりがかなりかっこいい事に気が付きました!
これは、かなりいいのではないでしょうか?
日本ならではの、随所に細かく気が利いた外付けDVD-RドライブのDVSM-PC58U2V-WH。
重量も軽めで、ケーブル収納可能。ギミックの青ランプもかっこよさげ。
外付けDVD-Rドライブでは、いちおし商品だと思います。
追伸:3月5日
その後、DVSM-PC58U2V-WHをパソコンに接続したところ、タスクトレイに InstantBurn のアイコンが現れ、そこからバージョンが確認できました。
バージョンは、5.7112です。
どうやら、「IBurnEx.dll」のバージョン表記の途中、 [ 0.0. ] を抜いたものが世紀のバージョン表記のようですね。