Macintoshのデータ復旧を試す 〜DiskWarrior〜
今回は、Macintoshのお話になります。
昔の話が混ざりますので、少々難しくなるかもしれません。
●はじまり
手元に5年前に正常な読み込みが出来なくなったHDD(ST340810A)があります。
Seagete製のST340810A(40GB)。これ以来2度とSeagate製は使わないと誓いました。
これは購入してすぐ、大事なデータを全て移動した直後に、正常な読み込みができなくなってしまったHDDです。
当然データ復旧を試みましたが、NortonDiskDoctorを使用しても正常に修復できないばかりか、修復中にMacintoshがフリーズする、不明なHDDを調べても認識できない(出てこない)という状態が続き、ほとんどお手あげの状態でした。
当時はメインでPowerMac8500を使用していました。
Windowsマシンも使用していましたが、メモリはSIMM、ISAバスだけでPCIスロットがないという、今では考えられないマシンでX68000のCGAレンダリングマシンとして使用していたのでした。
メールやインターネット、芝居の台本書きなどは、Macintoshをメインマシンとして使用していたのでした。
CDドライブ非搭載で後から付けたISAバスPC。MS-DOS6.2プリインストール。
●昔のMachintosh
PowerMac8500が使用するHDDは現在の一般的なIDEというHDDを使っていません。全て、SCSIという形式のHDDを使っていました。
SCSIというHDDは現在もサーバーなどに利用されているもので、当時のWindowsマシンで一般的だったIDEという形式のHDDに比べて、容量も少なく高価でした。
Macintoshで使用していたHDDの容量がいっぱいになったため、次にHDDを増設するなら、より大容量で安価なIDEのHDDを使おうと思ったのでした。
そこで Macintosh用のPCI-IDEボードを購入し、そこにIDEのHDDを接続し、且つ、システム(OS9)もそちらに移そうと考えました。
ACIP製(ATP861-A)チップが乗った、Mac用IDEボード。製品名はUBH−AT6
HDDを6つのパーティションに分け、大事なデジタルカメラの画像はもちろん、過去の全てのデータをこのHDDに移しました。その時は、購入したばかりのHDDに問題が起こるとは思いもしなかったのです。
そしてデータが無事に全て移し終えて、再起動しました。
その日は特に問題はありませんでした。
しかし、次の日には、Macintoshが起動しなくなったのでした。
当時はそういうトラブルはよくあったので、システムが壊れたのかな、程度の認識でいつものようにCD-ROMでOS9を起動しようとしたところ、正常に起動しません起動に失敗するのです。
そのPowerMac8500は当時で既に7年ほど使っていたので、実はCD-ROMの挙動もかなりおかしかったのです。その後、SCSIのCD-R/Wドライブを手に入れて交換してみましたが、そのドライブではCD-ROM起動が出来ませんでした。そのためHDDの復旧は一旦断念して、HDDをそのままに保存しておいたのでした。
●そして5年の歳月が流れました
その読み込めないHDDは5年間も眠りつづけたのでした。
そのHDDの中には、大事なデジタルカメラのデータと大事な大学時代に作成したデータの全てが入っているので、簡単に諦められるものではありませんでした。
そしていつかデータを復旧してみせる、と思っていたのでした。
ちなみに、当時はまだCD-Rも普及していない時代で、データのバックアップは主にMOに行っていました。しかし、それらの大事なデータはバックアップしていませんでした。
そして今回そのHDDのデータが今回無事全て復旧できたのでした。
難易度:中
昔の話が混ざりますので、少々難しくなるかもしれません。
●はじまり
手元に5年前に正常な読み込みが出来なくなったHDD(ST340810A)があります。
Seagete製のST340810A(40GB)。これ以来2度とSeagate製は使わないと誓いました。
これは購入してすぐ、大事なデータを全て移動した直後に、正常な読み込みができなくなってしまったHDDです。
当然データ復旧を試みましたが、NortonDiskDoctorを使用しても正常に修復できないばかりか、修復中にMacintoshがフリーズする、不明なHDDを調べても認識できない(出てこない)という状態が続き、ほとんどお手あげの状態でした。
当時はメインでPowerMac8500を使用していました。
Windowsマシンも使用していましたが、メモリはSIMM、ISAバスだけでPCIスロットがないという、今では考えられないマシンでX68000のCGAレンダリングマシンとして使用していたのでした。
メールやインターネット、芝居の台本書きなどは、Macintoshをメインマシンとして使用していたのでした。
CDドライブ非搭載で後から付けたISAバスPC。MS-DOS6.2プリインストール。
●昔のMachintosh
PowerMac8500が使用するHDDは現在の一般的なIDEというHDDを使っていません。全て、SCSIという形式のHDDを使っていました。
SCSIというHDDは現在もサーバーなどに利用されているもので、当時のWindowsマシンで一般的だったIDEという形式のHDDに比べて、容量も少なく高価でした。
Macintoshで使用していたHDDの容量がいっぱいになったため、次にHDDを増設するなら、より大容量で安価なIDEのHDDを使おうと思ったのでした。
そこで Macintosh用のPCI-IDEボードを購入し、そこにIDEのHDDを接続し、且つ、システム(OS9)もそちらに移そうと考えました。
ACIP製(ATP861-A)チップが乗った、Mac用IDEボード。製品名はUBH−AT6
HDDを6つのパーティションに分け、大事なデジタルカメラの画像はもちろん、過去の全てのデータをこのHDDに移しました。その時は、購入したばかりのHDDに問題が起こるとは思いもしなかったのです。
そしてデータが無事に全て移し終えて、再起動しました。
その日は特に問題はありませんでした。
しかし、次の日には、Macintoshが起動しなくなったのでした。
当時はそういうトラブルはよくあったので、システムが壊れたのかな、程度の認識でいつものようにCD-ROMでOS9を起動しようとしたところ、正常に起動しません起動に失敗するのです。
そのPowerMac8500は当時で既に7年ほど使っていたので、実はCD-ROMの挙動もかなりおかしかったのです。その後、SCSIのCD-R/Wドライブを手に入れて交換してみましたが、そのドライブではCD-ROM起動が出来ませんでした。そのためHDDの復旧は一旦断念して、HDDをそのままに保存しておいたのでした。
●そして5年の歳月が流れました
その読み込めないHDDは5年間も眠りつづけたのでした。
そのHDDの中には、大事なデジタルカメラのデータと大事な大学時代に作成したデータの全てが入っているので、簡単に諦められるものではありませんでした。
そしていつかデータを復旧してみせる、と思っていたのでした。
ちなみに、当時はまだCD-Rも普及していない時代で、データのバックアップは主にMOに行っていました。しかし、それらの大事なデータはバックアップしていませんでした。
そして今回そのHDDのデータが今回無事全て復旧できたのでした。
難易度:中
●復旧の経過
今回復旧が出来たのは、iBook があったおかげでした。
既に、PowerMac8500は正常起動できなくなっていたのです。
iBook があったおかげで、今回の復旧が出来たのでした。
そこで、これdo台を使用して、iBookにIEEE1394で接続して復旧作業を行ったのです。
ありがとう、iBook(メモリ128MBで頑張ってくれた)。
今回HDDの復旧には、Disk Warrior というソフトを使用しました。
実を言いますと、DiskWarriorを使って即復旧と言うわけには行きませんでした。5つあるパーティションのうち、4つは問題なく復旧しましたが、残りの1つは修復(再構築)中に半日放置しても先に進まないといった状態になり、復旧できなかったのでした。
しかもそれは、一番大事なデジカメデータの入ったパーティションだったのです。
一番大事なそのパーティションが復旧できないというのは、その時点でかなりのショックでした。
先日の26日のパソコンコラムで書いたように、大事なデジタルカメラの思い出の画像はその中に入っているのです。
目の前が真っ暗になりかけましたが、ある方法を使って、そのパーティションも無事復旧できたのでした。
それでは、どうやってDiskWarriorでも復旧できなかったパーティションを復旧したのでしょうか。
申し訳ないんですが、その詳しい経過はシークレットにしておきます。
もし、MacintoshのHDDのパーティションがある日読めなくなったら、そのままいじらないでご連絡ください。復旧サービスをいたします。
データの復旧はHDDの容量に関わらず、6400円(個人対象)で行っております。
PCオレンジにご相談ください。
- 2006.04.30 Sunday
- パソコンコラム
- 10:12
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