SystemCheckウィルスがひどい件「SonicStage編」
System Check ウィルスが広まっているようです。
今現在、お客様のパソコンを修復しているところです。
近々、まとめたいと思いますが、とりあえず特にひどいと思ったところをひとつ。
「コントロールパネルの管理ツールの中身を全て消す」のはやめて欲しい!
これが管理ツールの中身です。見事に空です。
前述の System Check ウィルスの駆除は行ったんですが、データのバックアップ時にひとつ問題が発生しました。
それは、SonicStageです。
SONYのウォークマンを使っている人は、SonicStageを使っていると思いますが、このアプリケーションは、iTune のように音楽データをそのままコピーすれば良いというものではありません。
専用のバックアップツールを使って楽曲をバックアップしておかないと、新しいパソコンに音楽データだけを戻しても再生できないのです(全部かどうかは分かりません)。
この仕様は、楽曲の不正コピーを防止するためだと考えられますが、パソコンが完全に起動しなくなった場合は、バックアップ自体が取れません。
そういう意味では、いまどきありえない仕様といえるでしょう。
さて、今回の管理ツールの中身がなくなった、というのがどれくらい致命的かといいますと、パソコンは起動する、「Sonic Stage V バックアップツール」は起動する、しかし、外付けHDDのドライブレターが違うからバックアップできない、と出てくる、という状態なのです。
今回、元々の楽曲データがDドライブに入っていたのですが、どのタイミングか不明ですが、外付けHDDのドライブレターがFドライブに変わっていたのでした。(もしかしたら最初からだったかもしれません)
再起動をしたり、他のUSBメモリーを差す順番を変えたりしたのですが、外付けHDDはFドライブのままです。
そして、管理ツールには何もない。
当然、コンピューターを右クリックして、管理を選択してもエラーが出ます。
これがそのエラー。System Check ウィルス恐るべしです。
ちなみに、mmc.exe(Windows管理ツール)を直接実行すれば良いじゃないか、という方のために画面を載せて起きます。
見事に何もありません。
というわけで、GUIによる管理者ツールが絶望的になると、コマンドラインで行うしかないですね。
そこで、diskpart を使います。
手順の流れを追っていきましょう。
1.cmd.exe を直接入力して実行します。
2.diskpart と入力します。
3.新しく管理者権限の確認がでますので「はい」を押すと、新しいウィンドウが出ます。
4.list volume と入力します。
5.パーティションのリストがでますので、その中でドライブレターを変更した Volume を確認します。(今回の場合は4でした)
6.select volume 4 と入力します。(今回は4でした。volume と4の間にはスペースを入れます)
7.assign letter=D と入力します。
8.DiskPart はドライブ文字またはマウントポイントを正常に割り当てました。と出ます。
以上で、ドライブレターの変更ができました。
これで、Sonic Stage V バックアップツール は無事バックアップを完了できました。
ネットを探せば、DiskPartの使い方はいろいろ出ますね。
□ドライブ文字の割り当て、変更、または削除を行う
というわけで、なんとかSonicStageデータはバックアップできました。
SystemCheckウィルスの件は、日を改めて書きたいと思います。
今現在、お客様のパソコンを修復しているところです。
近々、まとめたいと思いますが、とりあえず特にひどいと思ったところをひとつ。
「コントロールパネルの管理ツールの中身を全て消す」のはやめて欲しい!
これが管理ツールの中身です。見事に空です。
前述の System Check ウィルスの駆除は行ったんですが、データのバックアップ時にひとつ問題が発生しました。
それは、SonicStageです。
SONYのウォークマンを使っている人は、SonicStageを使っていると思いますが、このアプリケーションは、iTune のように音楽データをそのままコピーすれば良いというものではありません。
専用のバックアップツールを使って楽曲をバックアップしておかないと、新しいパソコンに音楽データだけを戻しても再生できないのです(全部かどうかは分かりません)。
この仕様は、楽曲の不正コピーを防止するためだと考えられますが、パソコンが完全に起動しなくなった場合は、バックアップ自体が取れません。
そういう意味では、いまどきありえない仕様といえるでしょう。
さて、今回の管理ツールの中身がなくなった、というのがどれくらい致命的かといいますと、パソコンは起動する、「Sonic Stage V バックアップツール」は起動する、しかし、外付けHDDのドライブレターが違うからバックアップできない、と出てくる、という状態なのです。
今回、元々の楽曲データがDドライブに入っていたのですが、どのタイミングか不明ですが、外付けHDDのドライブレターがFドライブに変わっていたのでした。(もしかしたら最初からだったかもしれません)
再起動をしたり、他のUSBメモリーを差す順番を変えたりしたのですが、外付けHDDはFドライブのままです。
そして、管理ツールには何もない。
当然、コンピューターを右クリックして、管理を選択してもエラーが出ます。
これがそのエラー。System Check ウィルス恐るべしです。
ちなみに、mmc.exe(Windows管理ツール)を直接実行すれば良いじゃないか、という方のために画面を載せて起きます。
見事に何もありません。
というわけで、GUIによる管理者ツールが絶望的になると、コマンドラインで行うしかないですね。
そこで、diskpart を使います。
手順の流れを追っていきましょう。
1.cmd.exe を直接入力して実行します。
2.diskpart と入力します。
3.新しく管理者権限の確認がでますので「はい」を押すと、新しいウィンドウが出ます。
4.list volume と入力します。
5.パーティションのリストがでますので、その中でドライブレターを変更した Volume を確認します。(今回の場合は4でした)
6.select volume 4 と入力します。(今回は4でした。volume と4の間にはスペースを入れます)
7.assign letter=D と入力します。
8.DiskPart はドライブ文字またはマウントポイントを正常に割り当てました。と出ます。
以上で、ドライブレターの変更ができました。
これで、Sonic Stage V バックアップツール は無事バックアップを完了できました。
ネットを探せば、DiskPartの使い方はいろいろ出ますね。
□ドライブ文字の割り当て、変更、または削除を行う
というわけで、なんとかSonicStageデータはバックアップできました。
SystemCheckウィルスの件は、日を改めて書きたいと思います。
- 2012.03.07 Wednesday
- サポートコラム
- 11:57
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- by pcorangenagao
実は、私もパソコンを買い替えたのでそれと同時にSonicStageをインストール、と思い検索欄の上位に出てきたサイトでインストールしたところ、見事にウイルスにコントロールパネルを消されてしまいました…それで茫然自失としていたところ、このブログを見つけてコメントさせていただいた次第なのですが、
コントロールパネルの復元は、やはりこのように企業の方にお願いして復元してもらうしかないのでしょうか?自分ではできない領域なのですか?パソコン初心者なので、ばからしい質問だとは思います。すみません。